運営の現状
ＮＰＯ法人 奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷」は、「すべての子どもにチャンスを」の信念のもと、事業を行っております。
有志のみなさんによるご支援、行政や企業・団体等の補助金や寄付金、講演会等の謝金、販売事業等の収益をもとに運営していますが、問題を抱える子どもたちは年々増加傾向にあり、運営はじつに厳しいです。
問題を抱える子どもやその過程環境にしっかりと対応するためには、技術と経験を持ち、かつ、強い意欲を持つスタッフの配置が不可欠であり、子どもたちが安全に暮らせる環境も整えなければなりません。正直なところ、運営に必要な経費や人件費などもあわせると、事業を維持するためには、毎年１千万円近くの金額を集めなければならない、じつに難しい状況にあります。
現実問題として、私たちは対応できる職員の限界、受け入れる施設・設備の限界を常に感じています。
子どもの負の連鎖を断ち切るために
子どもと、子どもを取り巻く環境の、負の連鎖を断ち切るためには、忍耐強く愛情を持って子どもと接する人と、子どもを取り巻く環境を整えなければなりません。子どもが直面する課題は、お金だけで、人だけで、環境だけで解決できるものではありません。そしてまた、地域社会が一体となって取り組まなければなりません。
私たち「ゆずり葉の郷」は、子どもたちの負の連鎖を断ち切るために精一杯の活動をしています。
そして、この事業を維持していくために、会費やご寄付、ボランティア等を随時承っております。
みなさまからのご支援を賜りつつ、子ども達が安心して生活できる環境を構築し、「すべての子にチャンスを与える」活動を継続するとともに、私たちの活動が社会にとって必要不可欠な事業であることを引き続き発信して参ります。